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血液循環療法

好転反応ってなぁに?

2017.12.16

マッサージや鍼灸、整体などによく行かれる方は「好転反応」という言葉を耳にされることが多いと思いますが、けっこうツラいものですよね。

治療に行ったのに、かえって悪くなっちゃった・・ように感じるかと思います。

好転反応っていいことなの?

と、いうのも、私が、もともとの頚椎症のところに追突事故5回でムチウチ7回、25年もカイロ、整体、鍼灸など代替治療をを受け続けてきましたから。好転反応のキツさは、誰よりよ~く分かります。

土曜日に治療を受けて、そのまま寝込み、翌日曜日は1日中寝ている。月火とほんとにツラいのを我慢しながら仕事をして、水曜に少しツラさが軽くなり始め、木曜日にやっとラクになる・・・そして、また土曜日に治療を受ける。この繰り返しを10年以上。
それもこれも、「ラクになりたい」「この治療で、きっと治るはず!」との一心でした。
起きている間中、吐き気、めまい、頭痛、倦怠感・・・真綿で首を絞められるような、ムチウチ症のツラさから逃れたい、わらにもすがる思いでした。

良くなりたいから治療を受ける・・好転反応が出る・・それがツラくて、また治療を受ける・・この悪循環に、すっぽりとはまってしまいました。

今から思えば、繰り返される治療の刺激に対して、体が防御反応を起こすので、なおさら硬くなっていったのですねー。
強い刺激・・もっと強い刺激・・と、体がくせになってしまっていたのです。

しかも、ツラいところに注意を向けると、それがなおさら増幅される、という身体とこころの法則があります。
当時は、もちろん知りませんでしたが。
「首がツラい」「首がツラい」と、そのことばかり考えていたら、実際にもっと首のツラさが増す・・この法則通りの毎日でした。

「ゆる押し」の好転反応は・・・

ゆる押しでは、できるだけ弱い力で押します。最小限の刺激で、血流の循環を最大限上げることを考えます。

そんなゆる押しでも、好転反応は、もちろんでてきます。
逆に、反応が出ることが、自然なのです。

患部の硬くなっている部分をゆる押しすると、しこりに溜まっていた老廃物や毒素が血中に排泄されます。おしっこなどで体外に排出されますが、出るまでの間、体がだるかったり、痛みが増したりします。

対処法は、早く排出されるよう、なるべくお水を飲んでください。
そして、きついからとじっとしていないで、なるべくフツーに動いてください。
1、2日で、だるさはなくなりますから、大丈夫です。

また、悪かったところはラクになったけれど、違うところが痛くなった、ということがあります。
これは、全身の血流が良くなった為に、血流を邪魔している他のところが浮き出てきたためです。一番血流が滞っていたところが良くなると、2番目に滞っていたところが分かるようになる。
なので、また、その部分のしこりをゆるめればよい、だけです。この繰り返しで、だんだんと全身の血流の循環がよくなっていくのです。

慢性化しているものは、長い間悪い状態が続いて、循環が悪くなってしまっている為、1,2回施術をしても、症状がまた戻ろうとします。
しかし、間を長く空けずに連続で施術をしていくと、ある時点から自然治癒力が優勢になり、戻らなくなります。

慢性化した症状では、根気よくゆる押しを続けることが必要ですね。
良くなっていくのも、ゆるゆると・・急がずに・・・。

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